[2015/05/10|街づくり] 巡礼ハイキング!?&生誕祭(仮)
[写真:安房鴨川駅をスタート!
DSLR-A350 18.00 mm ISO100 1/250 sec f/11.0
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[写真:一戦場スポーツ公園
DSLR-A350 18.00 mm ISO100 1/160 sec f/10.0
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[写真:良い眺め
DSLR-A350 18.00 mm ISO100 1/320 sec f/10.0
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[写真:暁風像と景色を楽しむ参加者
DSLR-A350 18.00 mm ISO100 1/160 sec f/11.0
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[写真:まどかがお出迎え
DSLR-A350 18.00 mm ISO100 1/125 sec f/10.0
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[写真:祭り寿司つくりを体験!
DSLR-A350 40.00 mm ISO800 1/80 sec f/4.5
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[写真:うまくできた?
DSLR-A350 90.00 mm ISO800 1/80 sec f/5.6
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[写真:大山千枚田
DSLR-A350 18.00 mm ISO800 1/400 sec f/10.0
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[写真:アニメにも登場した道標
DSLR-A350 24.00 mm ISO800 1/400 sec f/9.0
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[写真:大山不動前に到着。が、急な参道に一同愕然!「これ、登るの?」
DSLR-A350 18.00 mm ISO800 1/320 sec f/10.0
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[写真:大山不動名物、急峻な階段
DSLR-A350 18.00 mm ISO800 1/100 sec f/10.0
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[写真:関東三大不動の名刹、大山不動
DSLR-A350 18.00 mm ISO800 1/160 sec f/10.0
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[写真:大山不動、伊八作彫刻
DSLR-A350 55.00 mm ISO800 1/125 sec f/8.0
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[写真:ラグりんカーと鴨川漁港
DSLR-A350 18.00 mm ISO800 1/800 sec f/11.0
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[写真:あさひやさんのシャッター、わざわざ下ろしてくれた
DSLR-A350 18.00 mm ISO800 1/200 sec f/10.0
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[写真:ゴールは文理開成高校
DSLR-A350 18.00 mm ISO800 1/80 sec f/9.0
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[写真:まどか生誕祭(仮)スタート
DSLR-A350 18.00 mm ISO1600 1/40 sec f/5.6
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[写真:ケーキの完成度がすごい!
DSLR-A350 18.00 mm ISO1600 1/40 sec f/5.0
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[写真:なんとこの日のために用意されたグラス!
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO80 1/4 sec f/2.2
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[写真:1等当たっちゃいました(笑)
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO100 1/17 sec f/2.2
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朝から青空の広がる絶好の行楽日和!
今日は明日に鴨川を舞台にしたTVアニメ『輪廻のラグランジェ』の主人公・京乃まどかの誕生日を控え、鴨川巡礼ツアー&生誕祭(仮)が開催された。

テレビ放送が終了して、3年近くが経とうとしているが、ありがたいことにまだまだラグりんをきっかけに鴨川を訪れるファンも少なくない。最近はパチスロの影響もあって、新たにファンになってくれている人もいるようだ。
なにより単発ではなく、何度も何度も足しげく通ってくださっている人がいることが本当にうれしいことだ。

今回の巡礼ツアー、生誕祭(仮)ともにまどかの誕生日を引っ掛けて、参加費が各5,110円という決して安くない額なのにも関わらず、両方とも30名ほどのファンが集まってくれた!
実は鴨川市では以前より、観光振興を目的にさまざまなモニターツアーが補助金を投入されて行われてきたが、その中でも今回は補助金を一切投入せず、自分たちの参加費だけでまかない、しかも他のモニターツアーに負けない参加者数を記録したのはアニメの取組みという側面以外でも特筆すべき成果なのである!

午前9時頃から早くも参加者が出発地の安房鴨川駅前に集まり始めた。
午前10時過ぎ、駅前でのオリエンテーションを皮切りに、いよいよ巡礼ツアーがスタート。
いきなりバスに乗り込むのか、と思いきや、鴨川駅も作中に登場していることもあり、安房鴨川駅の歴史について、郷土資料館の学芸員でもあり、推進委員会のメンバーでもあり、何と言っても本人が大のアニメファンである高橋誠さんが滑らかな口ぶりで、時折ギャグを交えながら説明する。
駅前でいきなり説明とは、他のツアーではなかなかあるまい(笑)

イオン側のロータリーに移り、バスに乗り込み、最初の目的地である一戦場スポーツ公園を目指す。
ここには3年前のラグりんまつりで埋めたタイムカプセルと、記念植樹した3種の樹木がある。
大型バスが入れないということで麓で一同はバスを降車。
ここから1kmちょっとの道のりを歩いて登っていく。
運動不足気味?の参加者にはなかなか堪える。
というか、実はこれはまだほんの序曲に過ぎなかったのである!

一戦場公園を見学すると、途中嶺岡牧の野馬立て跡を見ながら、徒歩で魚見塚展望台に移動。
ここはアニメのオープニングで登場する、鴨川随一の見晴らしを誇るランドマークである。
今日は晴天。ガスはかかっていたものの、すばらしい眺めを拝むことができ、一同感動!もちろん、まどかのパネルもお待ちかね。
眺めを楽しんだ後は展望台下に設置してある「思い出ノート」にみなメッセージを書き込んでいた。

再び徒歩でバスへ。
次は大山方面を目指す。
海の鴨川から一気に山の鴨川へ。

大山公民館(旧大山小学校)にて、房州の郷土料理でもある祭り寿司づくりを体験。
それをそのまま昼食にするという粋な企画。
図柄もこのツアーのために研究した、まどかとラグランジェの花。
果たしてみなうまくできたかな!?

続いて、大山千枚田へ。
この日は母の日日曜ということもあり、大型バスが千枚田に入っていたようで、途中すれ違いに一苦労。
運転手さんの絶妙な運転によって、なんとかクリアし、大山千枚田へ!
田植えがちょうど終わったばかりで、山々の新緑も相まって、実に清々しい雰囲気に一同心洗われたようすだった。
大山千枚田ももちろん作中に登場する。

大山千枚田からは徒歩で大山不動尊へ。
こちらも山道。
なかなかハードなコース。
1.5kmほどあるだろうか。
20分くらいで不動尊へ到着。
最後に待ち構えていたのは不動尊名物の急な階段。
聖地巡礼のはずが、いつの間にか本当の「巡礼」の様相を呈してきた!

大山不動尊では向拝にある波の伊八の名作を鑑賞。
最新のキービジュアルでモイド様が手にしている作品でもある。

大山不動尊からは再び徒歩で長狭街道へ。
なんだかみんな言葉少なくなってきたぞ……!?
もはや修行(笑)

長狭街道からバスに乗り込み、鴨川漁港へ。
再び海側へ。
鴨川漁港も作中に登場したスポットである。

実はバスの中で参加者にサプライズなプレゼントが!
なんと鈴木利正監督がこの日のために特製のイラストカードを作ってくれたのだ。
しかも本当に自主的に!!
これには私も驚いたけど、もっと驚いたのは参加者一同だろう。
いやはや、これぞ、ラグりん。
制作・地域・ファンが三位一体になって盛り上げ合っている証がまた一つ生まれた。

鴨川漁港でバスとは別れ、最終目的地である文理開成高校を目指す。
2kmくらいの道のりだろうか。
途中、加茂川橋やあさひやさんに立ち寄る。
あさひやさんはおやじさんもいてくれて、なんとわざわざシャッターを下ろしてアートを見せてくれた。(臨時閉店って!!!)

そんなこんなで鴨女のモデルとなった文理開成高校に到着。
ここでツアーはめでたく解散。

歩数はすでに2万歩超え。
実に歩いた距離は10km以上!!

「聖地巡礼とはまさに修行と見つけたり」

ただ、参加したファンはだれ一人として文句も言わず、逆にこれもまた良い思い出として楽しんでいるようでもあった。
さすがはマゾ連合(笑)
2chにも負けず、1chにも負けず、尋常じゃない歩きツアーをも楽しんでしまう!


さて、巡礼ツアーの後は場所を中国料理・東洋さんに移しての「生誕祭(仮)」
30名にも及ぶファンが集まり、こちらは参加したファンが幹事を務め、企画から進行からほぼ全てをやってくれた。
我々推進委員会メンバーも一参加者として臨んだ。
これは初めての試みであるが、今後継続的な活動を続けていく上でファンが主導していくことは必須であると思っている。
そういう意味でもこれも大きな一歩である。

パーティーの後半、抽選会が開かれたのだが、なんとなんと1等のまどかフィギュア、私が当たってしまうというハプニングが!
こうなったら御神体にでもするか(笑)
まぁ、こちらは市内のどこかに飾ろう!

パーティーは午後9時前にお開き。
再会を誓い、参加者は家路に就いた。

コアメンバーの猛者たちはこのまま鴨川に泊まり、まどかの誕生日を迎えることになった。
我々もカラオケボックスに移り、2次会。
午前0時、カウントダウンとともにまどかの生誕をお祝い。
まさにスタッフ、ファンも一体になった時間であった。

ラグりんはもはや「オワコン」ではない。
いろいろあったけれど、着実に継続する取組みとなった。

2032年の第1のゴールを目指して!
まどかが生まれたこの日、実は本当の物語が始まったのかもしれない。


[WALK:22496]
- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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