なに
ぬ!
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[2019/01/12] 台湾2日目 激走390km! /

平成31/皇紀2679年12月7日 赤口 | 2021/07/29 17:21 更新
スタート地点にて

ちょんまげが早くも役に立った!笑

いまかとスタートを待つメンバー

なんとスタート直後にパンク!

新竹市内のラッシュアワーを走るメンバー

40km地点から再び私もライド

第1関門にて

第2関門にて

第3関門に到達

表情は明るいが、実はこの時もう眠気との戦いになっていた…

満身創痍!
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>MAP
第4関門へゴール!

やった!!

朝3時半に起床し、朝4時過ぎホテルを出発。
一路台湾最北端灯台のスタート地点を目指す。
1時間ほどで灯台に到着。
スタート地点にはすでに大勢のサイクリストが参集し、熱気に満ちあふれている。

スタート直前、日本からおそらくは初参加と思われる、我々「千葉南房總単車隊」にPRの時間が与えられ、私はちょんまげカツラをかぶって、スピーチさせていただいた。
日本から来たサムライ!と自己紹介!!
たぶんウケたと思う(笑)

まずは一発かますと、いよいよ秒読みとともにスタート!
朝6時、約520km先にある台湾最南端の灯台を目指す、もはや狂ったサイクリングが始まった。

と、なんと我々単車隊は早くもアクシデントを見舞われる。
4人の内、1kmもいかない間に2人がパンク、さらにディレーラー不具合と……。
サポートカーのおかげでなんとか乗り切ったものの、ここで大幅な時間ロス。参加者の集団は遥か前へと行ってしまい、早くも心細い我々だけのサイクリングとなった。

私は冒頭10kmを一緒に走ったが、200kmライド証明を出していなかったこともあり、サポートしてくださっていた方が気遣ってくれて、サポートカーに乗せてくれた。
ただ、私としては全然まだまだ行けたので、約40km地点から再び自転車にまたがり、ペースメーカーを買って出つつ、一緒に先行する参加者たちを追いかけていった。

しかし、60kmを超えた地点で大きなアクシデントが……。
我々の左側から大型のトラックが右ウインカーを出しつつ、徐行して我々を追い抜いていった。前方右側には工場の入口がある。
咄嗟に、これはもしかすると、日本と違い、台湾ではこのトラックは強引に我々の前で右折してくるかもしれない、という不安がよぎった。
もっと判断を迅速にすべきだった。私は先頭を走っていたのだが、迂闊にも手信号と減速をほぼ同時にしてしまった……。そこへ後続の仲間が……。転倒を引き起こしてしまった。
100%、私の責任……。後悔先に立たず。

幸いにもすぐさま立ち上がり、深刻な状況ではないようなので、とりあえず、無事だったメンバーは先に行ってもらい、私は一緒に残ることに。
すると「岡野さんも行ってください」と言われ、その方が着けていたゼッケン付のキャップを私のヘルメットに託された。
もうこれは行くしかない。このゼッケンをゴールまで届けるしかない、心の中で誓った。

序盤、数々のアクシデントに見舞われながら、午前11時頃、約100km地点にある第1関門に到達した。
関門ではスタンプをもらえ、またバナナや甘味、水などのサービスがある。まだまだ全行程の5分の1といったところだが、バナナがうまい〜!

第1関門を出発すると、続いて、約200km地点にある第2関門を目指す。
基本的にほぼフラットな今回のコースであるが、この区間ではおそらくコース上一番きつい登り坂が待ち構えていた。すでに100km超えて走ってきている中で結構堪えた。
途中サポートカーに乗車したものの、私も走行距離が110kmに達しようとしており、実は私にとってはもうすでに1日の連続走行距離としては未知の領域に入ってきていた。
早くも腿前が痛み始める。痛みと戦いつつも、150km付近にあるセブンイレブンにて休憩。ここで昼食を摂る。
私はガッツリとミートソースのスパゲティー。腹が減っては戦はできぬ!!笑

昼食休憩を終えると、再び漕ぎ始め、第2関門を目指す。
台中市内に入ると、なんと我々を応援するサポートライダーが登場!
私は途中のガソリンスタンドで用足しして、遅れをとったので、そこから第2関門までの約10kmほどの区間はサポートカーで移動することとした。

ようやく午後4時前、約200km地点にある第2関門へ到達。
すでに日が傾いてきている。

小休止を終えると、第3関門へ向けて出発。
途中、今度は瀬戸川さんがパンクするというハプニングがあったが、なんとか3人で進み続ける。
午後5時を過ぎるといよいよ日が暮れてきた。
途中セブンイレブンで夕食。

走行距離は250kmに達し、もはや全てのメンバーにとって未知の世界。
しかも海外の夜道。
自動車に突っ込まれることを懸念し、サポートカーに後方に付いてもらう。これがかなり心強かった。

私もだんだんと限界が近づく。
第3関門まであと10kmほどに迫ってきたが、ここでお願いして、道端で小休止を取らせてもらう。
ちょっと休むだけで不思議と復活!
残り10kmということもあり、元気になって、猛スピードで突き進む!!

そして、午後11時前、ついに約300km地点にある第3関門に到達!
ここでは温かい麺のサービスがあり、日が暮れて、さすがの台湾でも少々寒い風の中を走ってきた我々にとってはありがたい食事となった。

30分ほど休憩すると、ブロンズメダルがもらえる約390km地点にある第4関門へ向けて出発!
ところが、ここでいきなり眠気が襲ってくる。
25kmほど進んだお寺で休んだのだが、ここでそのことを話すと、実はみなやはり眠気と戦っていることがわかった。
時刻も日付をまたぎ深夜。

このイベントの名前は「Never Stop / 極限挑戦」
まさにその通りの極限を超えた時間帯となってきた。
ここからがまさに520kmチャレンジの醍醐味。

もう20kmなんとか私も眠気と戦いながら走るも、もうここで限界。
身の危険を感じ、約340km地点にあったセブンイレブンからはサポートカーに乗り込むことにした。
サポートカーに乗り込んでからの記憶は断片的。
おそらく眠りに落ちてしまったのだろう。

その間、川名さん、瀬戸川さんは何度も休みを入れながら、ペダルをひたすら漕ぎ続ける。
時刻は午前3時をまわった。

第4関門まで残り6kmとなった最後の休憩場所のコンビニから、一眠りして復活した私は最後の区間を応援すべく、ここから再び漕ぐことにした。
眠気と戦い続けてきた川名さん、瀬戸川さんも復活して、ここからペースアップ。
そして、午前4時前、無事約390km地点、高雄市の第4関門に到達!見事にブロンズメダルを手にした。

もはや一同満身創痍。
私も途中約70kmをサポートカーに乗ったとは言っても、なんとこれまで走ったことがある距離の実に3倍の320kmを走ってしまった。
いやはや、やればできる!

これ以上はもう走れないということで、高雄市内にあるモーテルへ移動し、仮眠。
グランドフィナーレとなる最南端灯台の520km地点を目指すか否かは一眠りした後に判断することになった。


[WALK:-]


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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
いまさらながら、読者のみなさんにお願いがあります。この日記はあくまでも私の個人の活動記録であり、個人の見解が述べられています。したがって、私が所属する企業・団体・業界の公式的な記録や見解ではありませんので、この点ご理解の上、お付き合いください。
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