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[2018/02/17] 正真正銘の王者 /

平成30/皇紀2678年1月2日 友引 | 2018/02/19 16:46 更新
午後1時40分をまわった頃、おそらく日本中がテレビに釘付けになったであろう。
昨秋まさかの負傷を負い、一時は五輪出場さえ危ぶむ声もあったが、見事に五輪に合わせて出場した前回五輪の王者でもある男子フィギュアスケートの羽生結弦選手。
昨日行われたショートプログラムでは、本当にケガをしていたのか、と世界中が疑うような、もはや異次元のパフォーマンスでダントツのトップに立った。

そして、今日のフリー。これまたすばらしい滑りを披露し、見事に金メダルに輝き、五輪連覇を果たした。
内容としては多少ミスも見られたが、しかし、おそらくいま羽生くんができるベストな演技を行えたのではないだろうか。
2位にはなんと宇野昌磨選手が入り、日本人選手の金銀フィニッシュ。3位はスペインのハビエル・フェルナンデス選手。羽生選手と同じコーチに師事し、羽生選手の兄貴分的な立場でもある。

各選手の熱い戦い、パフォーマンスも見事だったが、私は試合後の選手たちのスポーツマンシップあふれる姿勢により感銘を受けた。
メダリストの3人も含めて、メダルを逃したライバルたちへの心遣い、そして、メダリストたちがお互いの健闘を称える姿。
まさにオリンピック精神を体現するシーンだった。

前回のソチ五輪では自身は全く納得のいかないフリーで金メダルを取った羽生結弦選手だったが、今回は達成感あふれる金メダルを獲得できたのではないだろうか。
彼の立ち振舞、インタビューへの受け答え、もはや全てが王者と言うに相応しいものだった。

本当にすばらしい金メダルだった。おめでとう!!!


と実は、私はライブではその時間観ることはできなかった。

午後、鴨川市市民会館で行われた、鴨川市内に現在計画されている空前絶後の大規模なメガソーラー発電所事業にあたっての集まりに呼びかけ人の一人として参加してきた。
果たしてどれだけの人たちが集まるか、注目していたが、なんと会場を埋め尽くすほどの人たちが集まり、立ち見も出るほどで熱気に包まれた。(おそらく200人以上)

前半は各分野の見地で、現時点で把握されている事業内容の説明、そして、それがどのような影響を与えるのか、について詳しいお話しがあった。
中でも、高田造園代表の専門家の見地からの解説には気づかされること、改めて認識することが多く、聴き応えがあった。冷静に語られる師のお話しはかなり説得力があったと思う。
私も大学では地質学部に所属し、地すべりを専門とする研究室なので、実際に地すべりの現場や砂防ダムなどを視察したこともあったし、そういった意味でも納得させられる内容であった。

後半は参加者同士の意見交換。
あくまで中立的な集まりとして企画されたこの集いではあるが、会場のほとんどは事業に反対する人たちで、事業内容を懸念する声などが多く聞かれた。
次代の鴨川を担う地元出身の若者からしっかりとした意見もあり、感心してしまった。

事業を懸念する動きは移住者の方々から始められたものであるが、今日の会場には元々地元で暮らしてきた人たちも多くいらっしゃり、おそらく半数以上は占めていたかもしれない。

私からは今後の方向性ということで、未来志向な視点に立って意見させていただいた。

一つは、今回のメガソーラー事業が5年ほど前から始まっていること。5年前と言えば、3・11後の原発事故によって世論が一気に再生可能エネルギーに傾き、デメリットなども論ずることなく、向こう見ずにやれ太陽光、風力…と騒いでいた時期。
そんな時期に今回の事業が構想されたことについては、その立場も慮って対話しなければならない、というお話しをさせていただいた。

その上で、今回の問題を反対運動で終わらせるのではなく、むしろ、その問題の根源にある山林の放置・荒廃、もっと広く言えば、鴨川がどのような地域を目指すのか、というビジョン、イメージづくりを移住者だけでなく、地元民も含めて、みんな当事者意識をもち考え行動するきっかけにしたい、というお話しもした。

集いは午後5時前にお開きに。
大切なことは、今日ここで感じたこと、思ったこと、そして自分が為すべきことをまずは積極的に発信していくことだと思う。
SNSやブログでも良いし、インターネットが苦手な人は家族と話したり、知り合いと話すだけでも良い。
そうして、まずはこの問題をみんなが考えていく、ということが将来の鴨川を考えた時、一番の財産になるのではないかと思う。


今日はこれで終わりではなく、続いて、田原地区の有志の方々に、私がいま構想している、スポーツ・文化を活かしたまちづくりについて説明する機会をいただき、約40分ほどにわたってお話しさせていただいた。

その後、懇親会もあり、より深いお話しもできた。

スポーツ・カルチャーコミッション、それに付随するドイツ女子サッカー代表の東京五輪でのキャンプ地誘致、まちづくりを目途とした女子ビーチサッカーチームの創設、そして最終的な夢である複合型・まち想像型スタジアムの実現は私の夢でもあり、しかし、絶対に実現させたいプロジェクトである。

そのためにはまず多くの方々に理解いただく時間をもつことだ。
コツコツ、やっていきたいと思う。
必ず夢は実現する!


[WALK:1448]


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いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
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